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ここでだけは何も取り繕わず素直な自分のままで話せる
私は小学生の頃から初対面の人と話す時小さい嘘をつく
それが後々自分を苦しめたり助けたりする、嘘は本当の自分を知られたくないから守護としての嘘で、でも嘘ですって言えなくなるくらいまで大きくしてしまうことがある
虚言癖とも言うのだろうけど、虚言であることを自覚してわざということは何という癖なんだろう
いつも全部知られると無防備になってしまって、それが怖くて逃げるためにどうにか話を取り繕う
人と話すのは好きだ、楽しそうに話をしている人はもっと好きだ
でも私は話すのが苦手だ
どう思われようか、どう印象付けようかとかつまらない一時的感情を優先して本当のことなんか話せたことがない
今まで生きてきた私の全部嘘なんじゃないかなって思う
本当のわたしは頑固でプライドが高いくせに、やる気がなくて怠惰でつまらなくて自分にも他人にも甘い人間だ
誰からも好かれるような人格じゃないし、今の私を好きだといってくれてる人はきっと私が造りあげた偽物の私が好きなんだと思う
私は最低なくらい努力したように見せるのが上手くて、必死さを出すのが上手い、人間として最悪すぎる才能
真面目そうに見えるから、実際全く違うのに優等生ぶれる、本当に最悪すぎる
いつか、いつか、いつかって思って毎日過ごして気づいたらこんなふうになってしまった
周りのきらきらを憎むこともしないし自分を憎むこともしない、
かといって諦めることもできず、自分が努力してる"過程の中にいる"ことにしがみついている
本当の私の姿を知ったら周りにいてくれる人たちはみんな幻滅して、愛してもらえなくなるんだろうなあって思う
思っているからといって努力できない
自分が最低だとわかっていても努力できない
自堕落な甘ったれで、いつも何もしないのに悲しくなって何もしてないのに悔しがる
一種のそういう才能なんじゃないか
金にも薬にもならないが
そんなふうに今日も呼吸する、生活する
働くことにだけ欲がある、それだけが救い
私は一体、人生の中で今何をしているんだろう
結局、傷つくのが怖くて、好きな人たちから必要ない存在ってみなされるのが怖いだけなんだろうな
傷つくところに行けないのは核心をつかれるのが怖くてそれは結局逃げで、こんな自分が恥ずかしくて変わりたくてたまらないのに変わる勇気と傷ついてもいい覚悟を持ち合わせていないことの証明になっているんだろうなと思う
人に迷惑はかけていないし、犯罪も何もしていないけれど、誰よりも情けなくてダサくてなにより嫌いな存在は自分自身です